比留間きぬ子先生追悼演奏会「比留間きぬ子のマンドリン音楽 —夢と心—」
2004年11月20日(土)
比留間きぬ子先生追悼演奏会
[比留間きぬ子のマンドリン音楽 —夢と心— ]
2004年11月20日(土) 午後5時開演 白寿ホール
演奏会ライブCD 好評発売中
【プログラム】
第Ⅰ部 —夢—
アーベントムジーク
Abendmusik Vier Canzoni für Zupforchester ・・・クルト・シュヴェーン
Ⅰ.Allegretto Ⅱ.Moderato Ⅲ.Poco mosso Ⅳ.Vivo
演奏/片岡マンドリンアンサンブル
二つのマンドリンのための協奏曲 ・・・ドメニコ・チマローザ(中野二郎編)
Concerto in Sol maggiore per due Fluti e orchestra
独奏/桜井至誠、田島 透
指揮/続木繁之 演奏/片岡マンドリンアンサンブル
即興詩 2001年 Improvised Poem ・・・桑原康雄
独奏/横田綾子
第一協奏曲 Op.163 ・・・カルロ・ムニエル(齋藤秀雄編)
Ⅰ゜Concert in Sol maggiore
独奏/桝川千明
指揮/続木繁之 演奏/片岡マンドリンアンサンブル
第Ⅱ部 —心—
小行進曲 Op.21 Piccola Marcia “Louise” ・・・武井守成
峠 Op.11 Il Valico ・・・鈴木静一
古戦場の秋 Il Autunno del Campo Antico ・・・小池正夫
旅愁を主題とする変奏曲 1941年 ・・・服部 正
Variation on a Theme from “Dreaming of Home and Mother”
指揮/続木繁之 演奏/片岡マンドリンアンサンブル
比留間きぬ子先生を囲む会有志
森の外へ—故比留間きぬ子先生を偲ぶ—2002年 ・・・桑原康雄
Outward of Forest
指揮/片岡道子 演奏/片岡マンドリンアンサンブル
比留間きぬ子先生を囲む会有志
レナータ Renata ・・・ジャチント・ラヴィトラーノ
マンドリンの群! 小交響曲 ・・・チー・アドルフォ・ブラッコ
I Mandolini a congresso ! Pezzo Sinfonico
指揮/山口 寛 演奏/片岡マンドリンアンサンブル
比留間きぬ子先生を囲む会有志
2004年11月20日(土)午後5時から白寿ホールにおいて比留間きぬ子追悼演奏会「比留間きぬ子のマンドリン音楽 —夢と心— 」が開催された。
第Ⅰ部—夢—は、比留間きぬ子の孫弟子による独奏を交えて、これから活躍していくものたちのプログラムにふさわしい気迫に満ちた演奏であった。
◎アーベントムジーク(シュベーン)
◎二つのマンドリンのための協奏曲(チマローザ、中野二郎編)独奏 桜井至誠・田島透
◎即興詩(桑原康雄)独奏 横田綾子
◎第一協奏曲(ムニエル、斉藤秀雄編)独奏 桝川千明
指揮 続木繁之、演奏 片岡マンドリンアンサンブル
第Ⅱ部—心—では、比留間きぬ子とゆかりのあった作曲家の作品と、昔から多くの人々に演奏され続けている曲を比留間きぬ子先生を囲む会有志と片岡マンドリンアンサンブルとのジョイントで演奏された。
◎小行進曲(武井守成)
◎峠(鈴木静一)
◎古戦場の秋(小池正夫)
◎旅愁を主題とする変奏曲(服部正)
以上4曲の指揮は続木繁之
◎森の外へ—故比留間きぬ子先生を偲ぶ—(桑原康雄)
片岡道子指揮で比留間きぬ子、桑原康雄のお二人のご冥福を祈りつつ演奏
◎レナータ(ラヴィトラーノ)
◎マンドリンの群れ(ブラッコ)
以上2曲の指揮は山口寛
◎アンコールに浜辺の唄(中野二郎)を杉原里子の指揮で演奏
最後に◎マンドリニストの行進曲(メッツァカーポ)で聴衆と演奏者が一体となり手拍子のなかに幕をとじた。演奏者も聴衆もそれぞれに過去を振り返り、これからの自分たちを見つめた演奏会となった。