マンドリン音楽堂
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言うは安し

そろそろギター伴奏を合わせに行く時期ですので、私が弾くのを控えて皆の弾いているのを聴くようにしてみました。
改めていろんな事に気づきます。
  *)リズムが悪い。(1拍、2拍、3拍、4拍、それぞれに意味があるのです。)
    皆、指揮者になったつもりで歌ってみるといいと思います。
  *)重音の時、どっちがメロディーかを良く認識して弾いてください。
  *)作曲家がどのように弾いて欲しいと思っているか? 良く考えてね。
    
これって、「言うは安し、するは難し!」です。
(2003年 4月17日の日記より)

心を読む!

指揮者があいまいにふっていると、演奏者も、いい加減になるのだな? てツクヅク思いました。
こちらが迷わずメッセージを出せば必ずきちんと答えが返ってきます。
音楽は「これだ!」ってすごく思いました。

これは、演奏するときも同じですね。
ソロなどでも、きちんと意思を持って楽譜を読むようにすればいいですね。
いつかの暗譜の方法のときに書いた
「ただ音符を読むのでなく、物語を読むときと同じで、文字を読むのでなく、心、情景、内容を読んでいくとおぼえられますよ。」
そんな風に演奏すれば必ず相手に通じるよねきっと。
(2004年10月17日の日記より)

トレモロ?ピッキング?

大学のクラブでやっている曲をレッスンでやるとき一番多い質問が「ここはトレモロでしょうか?
ピッキングでしょうか?」というものです。
これって一番答えにくいですよね。決まっているわけでもなく、その時々で考えなくてはいけないことだから。
今日もその話で「何音符はトレモロ、何音符はピッキングなんて考え方は止めたほうがいいと思う。」
「既成概念にとらわれないで考えたら・・・」「それが一番困るんです。」
と言われました。そうなのですね。その時々で考えるのが一番大変なのですね。
昨日のカテリーナさんも仰っていました。
楽譜を正しく弾くのではなく音楽を歌うことが大切です。
(2004年10月30日の日記より)

どのポジション?

「これは、どのポジションでひくのですか?」 弾いてみる前に聞く人がいます。

「自分で何通りでも考えてから質問したら?」
弾いた結果どれが自分にあっているか?曲想にあっているか? 判断できないときに質問・・・が良いですね。
少なくとも「オデル」の3巻はポジション練習です。その辺まですんでいる人はなおさらですね。

まず自分で考えよう!
(2004年11月18日の日記より)

ゆっくりじっくり

今日思ったこと:皆忙しいのだな? ゆっくりじっくり練習する時間がないらしい。
デモね、たとえ1小節でも1段でも2段でもをゆっくり練習することが大事だな、と思います。
なんとなくサラサラと流して練習するのでなくです。
(2004年12月 1日の日記より)

テンポ正しく・・

どんなに自由に弾いてもよいカデンツでも、取り敢えずは音の長さ、リズムをきちんととって
弾けるようにしてから自由に変化をつけないと勝手気ままな説得力のない演奏になってしまいます。
弾けるところだけ早く。出来ないところはゆっくりなんてダメですよ。
(2004年12月20日の日記より)

フォルティッシモ!

今日レッスンしていて思ったこと
自信がなくなると、音もデクレッシェンドしていってしまいます。
そんな時「間違えても良いやっ!!!」と大きな声で歌いながらフォルティッシモで弾くと案外うまくいくものです。
これは集中力の問題で、大きな音を出すことでほかの事を考えないからだと思うのよね・・・・
(2005年 1月18日の日記より)

タブ譜

タブ譜って知っていますか?
五線譜でなくて四線になっていて、マンドリンの弦を表していて、そこに番号が書いてあります。これが、フレットを指示しているのです。
だから音符が読めなくても、調弦さえ合っていれば、必ず音が出るという仕組みです。
でも、どの指で押さえるか?までは書いていないのです。
コード(和音)で弾くときはとても役に立ちますね。
(2003年 5月14日の日記より)

ムニエル四重奏

ムニエル四重奏
この楽譜をよーく見ていると(マウリ社出版)
 「練習中にムニエルが指導したとき、ここは出すように・・・」と言った場所には「フォルテ」と書いてあり
 「ここは、他が聞こえるように・・・」と言った場所には「P」と書いてあるように、感じています。
きっと、私達が普段練習中に書きこみするような事をそのまま出版したのかな?
それで、演奏を見なおして行くと頷けるような気がしてます。
こんな見方をして行くと練習風景が見えてくるようでとっても面白いです。
(2003年 6月12日の日記より)

良く考えよう!

楽譜に書いてある事を読み取るって本当に難しいですね。
ただ一つだけ言える事は、「書いてあるから、ただその通りに弾く」というのは辞めなければいけないですね。
なぜ、そう書いてあるか?を考えて、結果が自分もその考えであればするのです。
指使いも同じくですね。「その指を使うとこういう音になる。」結果
自分がやってもそうなって納得いくなら良いですが、納得いかなければ他の方法を考えましょう。
(2003年11月 5日の日記より)