マンドリン音楽堂
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力まない!  力まない!

午後からは、徹底して自分の練習に専念しました。

出来ないところって、本当に体が固まっているのです。
今日はそんなところの力を抜く練習を徹底してやってみました。
今度の練習までに何とかパーフェクトにしていきたいと思っているのです。
頑張らなくっちゃ!!
(2004年10月28日の日記より)

ポシェットヴァイオリン

バロック時代のダンスの教師は、
皆音楽の専門家であり、有能な振り付け師でもあり、ヴァイオリンが弾けること、作曲できる事が資格として要求されていました。
常に「ポシェットヴァイオリン」をポケットの中に入れておいて、それを弾きながらダンスを教えていたようです。
というわけで、ポケットに入るぐらい小さな小さなヴァイオリンのことをいいます。
帝王ルイ14世の時代、ジャン・バティスト・リュリはヴェルサイユの王室付き楽長になってから、
国王のお気に入りの宮廷作曲家として終生寵愛を受けたそうです。
生まれはイタリア。厳格かつ儀式的なフランス宮廷の権威的な音楽発展に大きく寄与した作曲家だそうです。
(2004年 3月 6日の日記より)

♭と♯

♭のマークはアルファベットの小文字の[b]なのだそうです。♯もナチュラルも全部[b]なのだそうです。
半音高いのは四角い[b]なんだって、これがシャープなんだそうです。
(2004年 3月13日の日記より)

楽器人格

今日読んだ本に書いてあった事・・・・
演奏する楽器によってその人の性格が分類されるということが良く言われる。
ドイツでは、「人が楽器を選び、楽器が人間をつくる。」という諺がある。
これは、楽器を選ぶのは生来の性格、嗜好や偶然の出会いだが、楽器に関わるうちに人間はどんどん性格を変えられていき、
その楽器に適した人間になっていく、という意味であろうか。 中略・・・・
いざその楽器に触れはじめると、いやがおうでも人間の方を楽器にあわせなければならなくなる。
カンタービレのソロばかり与えられるうえに、
あまりにも失敗しやすくリードが敏感なオーボエの人は、本来のんびりやでもだんだん神経質になっていく。
せかせか落ちつき無かった人がベースをやるようになって次第に大らかな人柄になったりする。
これが「楽器は人間をツクル」のいわれかもしれない。

と書いてありました。マンドリンを弾いている人はどんな風になるのでしょうね。
この本によると、ヴァイオリンでも1stと2ndでは長い時間の間に性格は変わっていくそうです。
(2004年 3月26日の日記より)

巨匠に学ぶ

さっきNHK3チャンネルで「巨匠に学ぶ」という番組で、
ピアニストのマリア・ジョアン・ビレシュという方のレッスンをパリ国立音楽院から放送していました。

呼吸のこと(呼吸をするときは必ず音を停止して練習をすること、ズルズルと続けない)

体を使うこと(暗いところ、静かなところ、明るいところ、などで下を向く、上を向く、体をやわらかくするなど、体で表現すること)

競争に走らないこと・・・
人生を受け入れること・・・
他人をうらやまない・・・
他人を恨まない・・・
全てを受け入れることで道が開ける・・・

もっともっといろんなこと教えてくださっていました。
私など足元にも及ばないけれど、感じていることは同じだったので、チョッピリ嬉しかったです。
こんなレッスンを自宅にいて聞けるなんて幸せですね。
(2005年 1月 3日の日記より)

心を伝える

今朝あるテレビでこんなこと言っていました。
音符を間違えずにきちんと弾いたところで何も生まれてこない。その中に命を、温かさを、心を通わさなければ音楽とはいえない。
自分一人でぽそぽそ演奏したのでは音楽ではない、語る人がいて受け取る人がいることが大切。相手に何を伝えるかが音楽なのだ。
こんなお話していました。
そうですよね、つたない演奏でも聞いてる人に何かを伝えることが出来れば音楽なのですよ。
(2005年 1月21日の日記より)

目と耳と頭

レッスンしていて思ったこと
重音式無伴奏(デュオ奏方)のとき、どうしても伴奏部分を歌ってしまいます。
そうすると、絶対といっても良いくらいメロディーが隠れてしまいます。
ですから必ずメロディーを感情をこめて歌いながら、伴奏を入れてください。
これは合奏していてメロディーを飾っている人も同じですね。
というわけで音楽の演奏って常にバイリンガルに目と耳と頭を働かせないとダメなのですよね。
(2005年 1月23日の日記より)

アンサンブル

アンサンブル
不思議ですね! 皆が何を感じて弾いているか?そのまま音に出てきます。
流れとハーモニーをとらえていると自然に聞こえるし、一人でも自分に没頭してしまっていると音に感じてしまいます。
音楽は、時間の流れ、過去と未来の通過点、過去の印象〜今〜未来へとずっと流れているのですね。
でもその一瞬の時間を最大限大切に過ごすのが音楽を作ることですよね。
その日の皆の気持が素敵に作用しあうように、祈っています。

日頃練習しているときと同じことが出来ないのがライブの面白さです。
興奮すればテンポは速くなるし、お客様とのキャッチボールもあるし、
でも日頃の練習の成果は、そんなときにもっともっと素晴らしい音楽が聞こえて来るはずです。
演奏者の心を感じる事ができる聴き上手にもなりたいですね。
(2003年 5月26日の日記より)

指揮者なし

指揮者なしアンサンブル
さっきテレビで、「指揮者の居ないオーケストラの曲作り、演奏の練習スタイルを、
    企業経営、運営、社内のコミュニケーションの参考にするためにセミナーを開いた。」といっていました。
テスタやマードレでやっているように、皆で意見交換をするということです。
その折、企業側の質問に「もし、世界的な指揮者小澤のような人がここに来たらもっと素晴らしいものが引き出されるのではないか?」
これに団員の答えは「それはあくまで個人の感性である。もっと沢山の意見から良いものはうまれる。」

私達も、是非もっともっと皆で勉強して感じた事を言ってお互いに刺激しあって作っていきたいです。
でもやっぱり私達素人は、素晴らしい指揮者にも出会いたいですね。
(2003年 6月 4日の日記より)

苦手意識

レッスンしていて思うのですが、誰でも苦手なところがありますね。
そんな所は、あまりムキにならずにちょっといい加減に通りすぎておいてください。
しばらくして(一年後ぐらい)からもう一度やり直してみると、以外と簡単に出きるようになっていますよ。
(2003年 8月13日の日記より)