マンドリン音楽堂
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曲のつなぎ

今日は通す練習を主にして、曲と曲のつなぎを練習しました。ハイドンの1楽章だけやって、次にバッハの小品を2曲やるのです。
このつなぎが不思議ですね、そのまま2楽章に行く場合はあっさり終って次に入ったほうが感じが良いのですが、
別の曲に行くとなると全く別で、きちんと締めくくってから、二呼吸ぐらいおいて、次の曲に入らないとうまく気分が変えられませんでした。
これも今日新しく発見したことです。
(2004年 4月26日の日記より)

お料理のセンスと音楽の感性

井口さんの所から帰ってホッとしてつけたテレビで、スーパーティーチャー「チョン ミョン フン」指揮者が、
小学生の(普通の区立小学校のオーケストラ)子供達に指揮をしながら音楽することを教えて、いろんなお話しをしていく番組でした。
とても感激しました。だって子供達の演奏が、最後には全く様変わりしてしまうのです。
そのチョンさんのお話しの中に、お料理のセンスと音楽の感性は同じだという話がありました。
(2003年 2月15日の日記より)

音楽展望(吉田秀和さん)〜歩き方は語る〜

今日の夕刊の音楽展望(吉田秀和さん)〜歩き方は語る〜
日本人の歩き方はゆったりとした散歩型
こういう動きに慣れた体から出る音は、躍動感やダイナミズムが失われやすい。 と言うようなことがかいてありました。
切りぬいてレッスン室に貼っておきます。
(2003年 2月24日の日記より)

「上がる」「上がらない」

今日の打ち上げでも「上がる」「上がらない」の話しがでました。
でも結局は上がってしまっても自然に指が動くように練習するしかないと言う事になりました。
それと下半身をしっかりどっしりさせて腹式呼吸をする事だって・・・・
(2003年 3月22日の日記より)

発表会

発表会は何の為にやるの?
決まっているでしょう。皆が上達するように・・・と思うのは大間違い。
勿論それが1番ですが、いろんなあたらしい試みに挑戦し、新しい発想を生み出す、私にとって大切なチャンスなのです。
練習を一緒にしながら、考え工夫して行くのは本当に楽しいです。
(2003年 3月 5日の日記より)

集中的練習

発表会の練習に入り、なかなか思うようにいかないなあ〜〜〜と思っている人!!!
心配しないでね。み〜〜んな同じなのだから、自分だけ出来ないなんて思わないでください。
今頃の練習は、とにかく集中的に弾きまくる事です。
(今日のレッスンの人に言いましたが)スポーツの訓練のように、
一時間あるいは30分と休まずに最初から最後まで5回でも10回でもひたすら弾いてください。
そのうちに朦朧としながらも弾いていると、手や体から力が抜けて行きます。
これを一週間できれば良いですが、せめて1日だけでも出来ると良いですね。
それから又、細かい部分を練習して行くと良いのですよ。
そんな練習をすると、その曲の全体が見えてきて映像が浮かんでくると大成功なんだけどね・・・・
(2003年 4月 3日の日記より)

上達に年齢制限無し

発表会に向かってのレッスンをしていると、皆が着実に上手になって行くのが分かります。
音がきれいになっている人、指が良く動くようになっている人、
表現が上手になっている人、良く自分で考えて楽譜を読む人、いろんなことの何処かが、前進しています。
いくつになっても無限に上達して行きます、皆あきらめないでね。
(2003年 4月23日の日記より)

毎日の積み重ね

教則本っていつも自分の精一杯なところを練習するので、時々コンプレックスの塊になってしまいます。
でもあるときフッと戻ってみるとあんなにできなかったことが意外と出来ていたりします。
だから諦めないで頑張ろうね!

私自身も今でも毎日スケールの練習をします。しかも怠って練習しない日があるとテキメンに出来なくなります。
若いころはそんなことなくて、ずっと休んでいてもスッと元に戻れたものですが、最近はサボった分後退しています。それを取り戻すのに倍以上に時間がかかります。
毎日の蓄積が大事ですね。70歳の私の実感です。
(2012年 7月11日の日記より)

マジメな顔のオケ

〜〜今日の夕刊に出ていた記事とても面白かったので抜粋して〜〜
日本のクラシックの演奏者はなぜあんなにくそ真面目な顔して演奏するのでしょう?
作曲家の吉松隆さんが書かれています。
まるでお役所の業務でもこなすようにニコリともせず、テキパキという音のしそうな演奏。

ロッシーニなんか30代半ばで作曲よりグルメに走ったエピキュリアン(享楽家)
モーツアルトは下ネタ好きのお調子者
ハイドン「50歳を過ぎているのに、つまらないことでよく笑う小男」
なんて皆決してお堅い楽聖なんかじゃないのに・・・・

音楽は聴き手を微笑ませ心を動かすもの。それは鼻歌だろうが、オペラだろうが、シンフォニーだろうが同じだ。
にこにこ笑って、ドキドキわくわくして、時にホロリとする。 それが音楽なんじゃない?
(2004年10月 8日の日記より)

音楽と食事

今日読んだ本に書いてあったこと
音楽と食事は、共通点がある。それは、飢えていなければ楽しめないということだ。
いくら音楽がすきでも、好みというものがある。
自分で演奏家や曲目を選ぶことをまったく許されずに、次から次へとコンサートを聴かなければ成らないとしたら、どんなにつらいだろう。
やっぱり、音楽は自分のために聴きたい音楽を聴き、演奏したい音楽を演奏する。こんな事がかいてありました。

食べたいものばかり食べていても病気になる、かといって身体に良いものばかり食べていても楽しくない。
根本は自分にとって楽しく栄養をとり、それがお互いに実に成ると楽しんでもらえるのですね。
(2004年 7月29日の日記より)