マンドリン音楽堂
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ちょっと夏休み

今週来週夏休みのつもりです。

休みになるとお医者様に行ってるような気がします。

今日は歯医者さんに行ってきました。

~~お医者様の話~~

世の中健康志向が強く、100歳ぐらいまで元気に過ごせる人がいっぱいいるようになるような気がする。

ということは、この歯をあと20年持たせないといけないんですよ、あと10年なんて考えは甘いです!

   そんなこと言われても~~!

歯磨き頑張るっきゃないですね。ハハハ・・・・と笑うしかないですよね!

 

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午後からちょっとお買い物に阿佐ヶ谷までキッチン道具の専門店にザルを買いに行きました。

実は我が家の笊、鍋のおまけとかデパートの粗品(昔あったのです。)とか、運動会の賞品とか、ただでもらったものばかり、それで50年近く使っていました。

どうにも破れたり、汚れたり、形が曲がったりして、急に新しいのが欲しくなったのです。

いざ捨てようと思うと名残惜しくなりそっと棚の奥に入れてみたり、新しいもの使い慣れたら捨てようと思います。

 

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夕飯も、今日は外食にして中野のとろろ汁屋さん(丸子亭)に行きました。

久しぶりに行ったら、中野も商店街のお店も変わっていて、人も多くてびっくりしました。

今日は月曜日だというのにです。

とろろご飯おいしかったのですが、毎日ほとんど塩分使わない食事している私たち夫婦には味が濃い感じがしました。

もしかしたら、夏だからちょっと味が濃い目なのかな?

 

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今日は阿佐ヶ谷までの往復と中野までの片道歩いたので2万歩近く歩いていました。

 

 

絶対音感[absolute hearing]

ある音の絶対音高を他の音と比べるので無く、直接「C」なら「C」と認識できる能力。
相対音感は、1つの音ではどの音かわからないけど、他の音と比較すれば識別できる。

絶対音感は「訓練によってできるようになる。」と思われているけれども、逆に人間はもともと絶対音感を持っていて「訓練によって失わない」とも言われている。
人間以外の動物は絶対音感の生き物である。ある周波数の音を、他にどういう音がざわめいていても、絶対的に聴き取るのです。この絶対音感で自分を外敵から身を守り、仲間と交信するのに大切です。
人間も赤ん坊の時は実はみ〜〜んな持っているのに言葉をおぼえて成長するうちに「相対音感」の世界へ移行していくのだって。
絶対音感が強い人は便利だけど、音楽的能力には関係無いとも言われています。
だから絶対音感がないからって悲観しないでね。そういう私も相対音感人間です。
(2004年 5月14日の日記より)

アゴーギク[Agogik](独)

音楽学者リーマンによって定められた概念で、楽譜に指示されていない微妙なテンポの変化で
音楽をより生き生きとさせる手法、現象。いわゆる速度法。

パソコンで簡単な曲を演奏させてみるとはっきりわかるのですが、各音符を完全に同じ長さでとり
イン・テンポで演奏した音楽は聴くに耐えない。ロボットの動きのように不自然極まりない。
要するに私達は、演奏する時、専門的知識が無い場合ですら、無意識にテンポを伸縮させたり抑揚をつけている。
アゴーギクは実際はフレージングなど他の要素と組み合わさって効果を持つものなのです。
(2004年 4月 1日の日記より)

アナリーゼ[Analyse](独)

楽曲分析:音楽作品を、和音、形式、様式などの点から解析して、その構造を明らかにすること。
きちんと和音進行を研究したり、それぞれの変奏がテーマに対してどう言う割合で拡大・縮小されているか? とか
作曲家もびっくりするぐらい分析に命をかけている人も少なくないみたい。
なにはともあれ、中身を良く知った上で、作曲家のこともよく知った上で演奏を音色を表現を考えよう。
そしてその曲を作曲家がどう言う状況で作曲したかも分かるとすごいですね。
(2004年 5月13日の日記より)

アンダンテ[andante](伊)

平凡な・・・並みの・・・やや劣った・・・
人柄が飾らない・・素直な・・・やわらかい
今とか現行のとかの意味もあるそうです。

アンダンテは動詞 andare から生まれました。この動詞が英語のGoと同じ意味です。
前に進む、速くもなく、遅くもなく
アンダンテな人:穏やかで誰とでも上手くやっていける人
アンダンテの物:まあまあイケル、特別じゃないけど  

I’anno andante:本年  il mese andante:今月
(2004年 9月29日の日記より)

アルペッジオ奏法[arpeggio](伊)

arpeggiare(伊):ハープを弾く、アルペッジオで弾く
arpeggio:アルペッジオ
和音を分散してバラバラに弾く事、ギターでは、親指や人差し指で弾きおろしたり
弾きあげたりするストローク奏法に対して、四本の指を全部使って引く方法もあります。
ハープの独特の和音の流れもそうですね。
マンドリンでは、左手で和音を押さえて、右手のピックを低い方から打ち下ろして行き
高い方から戻ってアップしてくる奏法です。
遠くから見ていると、ただ引っ掻き回しているようだけど、これがどの音も均等に移って行くように
そしてメロディーの音が聞こえて来るようにするのが大変なのですよ。
これもオデルの四巻には「いや!」と言うほど練習問題が多く出ています。
こんなに沢山のアルペジオエクササイズの曲が出ている本は他にありません。
多いに使ってくださいね。
(2004年 5月28日の日記より)

アーティキュレーション[articulation]

各音の切り方、ないし次の音との続け方を言う。
要素としてレガート(なめらかに続ける)、スタッカート(短く切る)、ポルタート(長めに切る)などがある。
どの方法を選ぶかによって、奏法も大きく変わる事になる。

演奏を生かすも殺すも、アーティキュレーション次第である。
つまらない例かもしれないが、台本に「オス」と書いてあっても、俳優さんによって読み方は千差万別であろう。
「おーす、おっす、オス!」といくらでも出てくる。楽譜も同じで、どう読んで、どう聴かせるか?
演奏家のセンスの見せ所である。

練習とは、テクニックの訓練ばかりをさすのではない。うまくなればなるほど、「どう歌うか、どう伝えるか?」の方にウエイトが移り、
天才は一日中弾いていてもまだやることが見つけられるものである。と書いてあったけど
天才でなくても我々凡才もがんばろう・・・・・
(2004年 4月 2日の日記より)

無調/十二音主義[atonality/twelve-tone music,dodecaphony](英) [Zwolftonmusik,Dodekaphonie](独)

調性感覚を持たないものを一般的に「無調」と呼び、その無調に秩序をもたらすべくシェーンベルク
によって創始された「オクターブの12の音の音程関係のみに依存する作曲技法」でかかれた音楽を
俗に十二音主義音楽と呼ぶ。

調性というのは、私達が日頃弾いている音楽だけど、作曲するのにいろんな制約があるわけです。
平行5度はご法度、和声の進行も転調も属音関係に限るとか・・・・
それを、不自由なる束縛と感じて、「え〜〜い!全部拒否・・・」となったのが無調の発想。
あまりに滅茶苦茶になると混乱して旧きを壊しただけ、では困るので「十ニ音主義」が出てきて
チョッピリ規律を保っていながら自由に音楽することができるようにしたんだって。
(2004年 5月19日の日記より)

アウフタクト[Auftakt](独)up-beat(英)

日本語では「上拍」といい、指揮棒が下に向かって打ち下ろされる強拍(下拍)に対して、上に向けて振り上げられる弱拍のこと。
しかし一般的には、旋律やフレーズの始まりにおいて、最初の強拍(あるいは小節線)に達する前の部分から始まって最初の小節線までをいう。アウフタクトでの開始を弱起という。
演奏にとってリズムの良し悪しは決定的だ。
勿論旋律や和声の表現も大切だが、アフリカの太鼓を思い出しても分かるように、リズムはそれだけで人間の心を揺さぶる力をもっている。
このアウフタクトと次の一拍との関係が時代によって変化するそうです。
これは、言伝えですが、斉藤秀雄先生は、「音楽は文法だ」とおっしゃっていたそうです。
同じ花を表す言葉に、バロックなら「これは花だ。」で、花のアクセント。古典派なら「これはきれいな花です。」で、やはり花がポイントだが、アクセントは少々弱まる。
そしてロマン派になると「なーんときれいな花でしょう。」となってなーんときれいなが断然強調されて、花は弱くなっている。この話しを応用すると、勿論「花」が第1拍でそれ以前はアウフタクトである。時代と共にアウフタクトが強調されて第1拍が弱体化して行く事がわかる。

こんな事感じながら音楽聴くとまた違うかもしれないね。発表会の曲も時代で考えてみようよ。
(2004年 4月 5日の日記より)

バランス[balance]

複数の楽器やパートが同時になったときの音量や性格の配分、ソロパートと伴奏の音量配分、ハーモニーを鳴らしたときの各パートの音量配分、各楽章の性格つけ配分などを主にさす。
コンサートにおける楽曲の配分などをさす。

「音のバランス」「テンポのバランス」「コンサートでの曲目のバランス」とかいろいろ言うけれど、音楽で1番重要なのは「知と情のバランス」ですよね。
基本的に音楽は「情」なのだけど、それを「音」として実際に大気に放つには、それをコントロールする「知」が必要ですよね。
でもね、あまりにバランスが取れていてもちっとも感動しないものもありますよね。
ということは、音楽をやる人はどこかバランスを失しているものなのだそうですよ。
常識満ちて、計算づくの音楽では、なかなか人は感動してくれないですよね、発表会がいい例です。
皆のひたむきな情がお客様を引き付けるのですね。
(2004年 7月15日の日記より)