片岡マンドリン研究所
日記

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2013年08月22日  マンドリン室内楽の夕べ

今日は夕方まででレッスン終わりにして、「マンドリン室内楽の夕べ」を聴きに行ってきました。
世界のトップマンドリニスト達による~神戸国際音楽祭プレ公演~でした。
永田町にある紀尾井町サロンホールです。とても素敵な小さいホールです。

プログラム

カーチャ・プラコプチク(マンドリン)&ローランド・ファーバー(ヴァイオリン)

二重奏曲 ニ長調 :G.ホフマン
ディヴェルティメント:F.ヤニエウィクス
インターアクション:小林由直

ラダ・クリヴェンコ(マンドリン)&ユリア・カラキナ(ピアノ)

シナチネ ハ長調  :Lv.ベートーヴェン
二つのサロン小品よりロンディーノ :H.ビュータン
マンドリン協奏曲  :E.ポドガイツ
“シャ・ティル”  :A.ビゾフ

アラ・トルカチェヴァ(マンドリン)&リン・オラッツィ(ピアノ)

パルティータ   :H.ガル
ラプソディー   :V.キオウラフィデス
前奏曲と舞曲   :O.ケルベーラ
マンドリン協奏曲第1番より「ロンド」:R.カラーチェ

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皆さん熱演でマンドリン音楽を堪能しました。
児嶋絢子さんがお話しの通訳を務めてくださって、とても和やかな雰囲気を作ってくださっていました。

この前のピアノの時とはまた少し違って、楽器もそれぞれに違うので3人全く違う雰囲気でとても楽しかったです。

カーチャさんはバロックマンドリンも弾いてくださって鳥の羽根のピックを使われてとてもホフマンらしい柔らかい演奏に心打たれました。ヴァイオリンとのアンサンブルが絶妙でどの曲も素敵でした。
つい先月おめにかかりいろいろ教えていただいたのでお目にかかれて嬉しかったです。

ラダさんも大阪で聞いて以来でしたので、もっともっと落ち着いて演奏されているのが印象に残りました。どこか良い人の感じがする笑顔の演奏が素敵でした。

アラさんも全然変わらないテクニックに豊かな音楽性も加わり聴きごたえのある演奏でした。ただこの暑さのせいか、湿度のせいか?ちょっと楽器の調子が良くなかったのが残念でした。

どんな楽器との組み合わせでもお互いに音楽性豊かで耳が良くて心が通じていると、アンサンブルとして一つに聞こえてくることを実感しました。
ピアノもヴァイオリンもマンドリンもそこにあることを忘れるぐらい一つに聞こえてきました。

私たちとは次元の違うテクニックや音楽性に圧倒された夜でした。
楽しかった~~!