片岡マンドリン研究所
日記

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2012年07月16日  何となく思い出す話

本日世の中は休日だったのですね。
私は来週休もうと思うので朝からレッスンしていました。
10時~6時まで休まずレッスンしました。
それにしても暑くて、午後から見えた方は玄関にたどり着くとしばし「ぼ~~~!」としている様子がおかしかったです。

~~昔の話~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

40数年前の話
私がコンクールに優勝した時、まさか女性が優勝するなんて・・・・と思っていた人が多かったかもしれませんね。。。。

その後、私が結婚するうわさが流れた時
「あの人も、もうおしまいだね・・・!」と言われました。

その後、子供が出来た時も、もっともっと
「もうできないね!無理だね・・・!」と言われました。

私は心の中では「イエイエ!大丈夫!その間に練習、勉強することがいっぱいあります」と思っていました。

だって結婚して子育てするということは地球上の生き物の自然な生活です。
マンドリンとは関係なく大事なことです。
マンドリンは人間として音楽を愛し、理性を大事にし感性を音に表現するということです。
私の心の中には地球上の生き物としての役割は拒否していけないと思っているのです。

なんとか続けてこれたのはたくさんの協力者がいたからです。だから今私は子連れで来る頑張り屋さんのママ達に全身で協力しようと思います。

~~こんなことがありました。~~
ある時どうしても見てくれる人がいなくてスタジオに子供を連れていったことがあります。その時のディレクターの言葉
「チェ!!子どもなんか連れてきやがって・・・・!」
その時(40年以上も昔の話し、今とは時代が違います。)
「あああ!こういうスタジオの仕事は私はやってはいけないのだな?」
けっして子供が騒いだわけでもなんでもありませんが・・・・・
それで今の自分の道が決まったのだから良かったのかもしれません。
でも思いだすと今でも涙が出てきます。

ちょっと詰まんない話になりました。
でも私の音楽は、そのいばらの道から生まれた感性です。
これからも、地球上の人間として自然体でマンドリンを弾いていこうと思っています。