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そろそろ絃を取りかえる方が多くなってきました。
一人ずつ説明はしているのですが、一番肝心なところがきちんとできていない方が多いので、一応写真で説明してみます。
このヘッドの部分の締めがしっかりできていればほとんど調弦が狂うことはありません。
この説明で理解できない方はどんどん質問してください。
1)どちらもしっかり引っ張って緩みの無い状態にするのですが、逆方向に強く引っ張ると写真のように却ってタルミが出てしまいます。そして離した時に右の写真のように緩んでしまいます。
2)止める位置を穴のところにしていると、これも手を離したときに何も止まっていない状態になって、またどんどん緩んでいきます。
3)穴の少し先に弦が交差するように、しっかり引っ張ってたるみの無い状態にし、ねじを巻いていくと、しっかり固定されて安定します。
音楽堂の中に載っている「絃の取り換え方」の絵での説明と合わせて、張り替えてみてください。