片岡マンドリン研究所
日記

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2010年08月19日  楽譜のコピーについて

最近は楽譜をコピーするのは当たり前・・・の感覚になっています。
先日、ドイツでの講習会でも、そこに出版されている楽譜をお互いにコピーは絶対してはいけない。
必ず返すように言われました。
今はこれが大問題になっています。
「片岡さんの日記も読んでいる人が多いのだから、注意として書いといて下さい。」と言われました。

ときどき、発表会などで演奏した曲を
「◎◎さんの演奏した曲素敵だな~、いつか演奏したいな~~!、楽譜がほしいな~!?」というわけで
「◎◎さんにコピーしてもらいました。」といってすでに持っている人がいます。
これは、まさに違法行為です。
それがまたコピーされて・・・・となると、無限に広がっていきます。
出版社はどうなるのでしょうか?
作曲者、出版社、楽譜を購入した人、の権利を大切にして音楽に携わってほしいと思います。
私も、自分の生徒さんの勉強のためにコピーはしますが、皆さんもその楽譜は自分の財産として大切にしてくださいね。
コピーしてまた人手に、またコピーして人手に・・・・の違法行為は慎んでください。

世界中で問題になっているコピー問題、身近なところから注意して楽譜を大切にしたいと思っています。