片岡マンドリン研究所
日記

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2009年11月20日  音色を求めて

今日レッスンしていて思ったこと

マンドリン独特の技法にトレモロしながら伴奏入れる方法があります。そこに来ると皆で自分のトレモロを見直し、もっと素直な温かいトレモロを追及していきます。
これが、教則本がそこまで進んだという喜びと、いままで追い求めてきた音楽の基礎知識とは違って、右手のテクニックを勉強していくのですが、ここで自分のトレモロの音色を見直し、表現力を増していくことを追及していきます。
マンドリンのトレモロってそもそも、人の残響音の感じ方をうまく利用してるわけですから、ガムシャラに練習するのでなく、良く自分の音を聴いて練習してください。

きょうも学生さんのレッスンをしていて
「とにかく定演まで頑張りたいので12月前半まで前倒しにしてレッスンおねがいします。。。」
寂しいけど「頑張ってね、出来るだけの協力はするからね・・・・」
「定演までか~~! 会えなくてさびしくなるね! 頑張ってね!」
「また落ち着いたら、気が向いたら来てくださいね!」
わかっているんだけど、仕方ないんだけど、やっぱり会えなくなるのはさびしいのですよ・・・・
でもね、あのソロの部分は私と一緒に研究したんだよ~~!て心の中で自慢しています。
定演で素晴らしい演奏ができるように祈っています。

トレモロの練習していた方
地元のサークルでは
もっと早く弾く、もっと大きく弾く、ことばかり要求されてしまう。
「先生が言うみたいにデリケートな音色なんて要求されない・・・・・」
そうかもね~~~でもやっぱりここではそれを追及して少しでも素敵な音色で奏でる仲間を増やしてほしいです。