片岡マンドリン研究所
日記

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2008年10月18日  スーパーピアノレッスン&創作ダンス

今日の昼休みの数分間に、何か面白いテレビは??と思ってガチャガチャとチャンネル回していて教育テレビのスーパーピアノレッスンを数分だけ見ました。(レッスンがあって全部は見れなかったのです。)
講師は、たくさん写っていましたが、その中の一人、素敵な女性のピアニスト:マリア・ジョアン・ピレシュという1944年生まれのポルトガルのピアニストです。

そこで彼女が言っていた言葉
「あなたは、空間を感じて音を出してない・・・」
「次の音を出すには指を準備する時間が必要でしょう!無理しないであわてないで・・・・」
「あなたがもし、毎日同じ練習 (指使い、スピード、同じフレージング、同じ強弱、)で練習を繰り返すのは自分が安心したいから・・・・・真実はその時々で変わるのだから必ず同じではない・・・・」
こんな素敵なこと教えていました。
もう一人のドミニーク・ベルトラン(音楽療法士)の呼吸の訓練の様子もとても面白かったです。これもゆっくりと息を出したり、瞬間に勢いよく出したり、いろんな呼吸の方法をやっていました。
この先生も声出して歌わなくてもいいのだけど・・・・・といいながら輪になってトレーニングしている姿が映っていました。

もう一つ、初体験の話
7時から中野の我家から歩いて30分ぐらいのところにある小さな劇場で、創作バレーの会がありました。
「篠井世津子の世界」「消え行く美の美学」
ピアノの音楽に合わせて1時間10分の間、ずっと一人で踊り続けて表現していくのです。
私にとっては初体験です。これは音楽があって踊りなのですよね。踊りに音楽が付いていってるのではないですね。日ごろ音楽を常に感じている私には、目の前の踊っている篠井先生と音楽が融合しなくて困りました。音楽から来る私のイメージと、先生が踊っている姿から来るイメージが一致しないときがあるのです。音楽だけ聴いていると息が一緒に出来るのに、踊りを見ていると息が出来なくなるのです。
これはきっと私が素人で、勉強不足で、わかってないからなのでしょうね。
もっと、踊りの世界に自分から入り込んでその耳に音楽が聞こえてくればいいのですね。私は音楽が先に聞こえてしまってダンスをみていたのかな~~?
初体験は、とても印象深いものでした。そして私たち二人(道子&睦雄)だけが観客の中で浮いていたように思います。初心者だからかな?
きっと先生の思いを素直に受け止めていないのかもしれないな・・・と思っています。
でもとても心に深く残っていて、音楽でななく、踊りのシーンが今でも浮かんできます。
理屈でなく、心に残る、これでいいのですよね!篠井先生ありがとうございました。これからもずっと何かを発信していってください。

今日はとても印象深い芸術に触れた一日でした。時間的には両方あわせても合計2時間足らずなのに・・・・
どちらも思い出すと胸がギュ~~ンとなって、心に残っています。