« 熱心に教えてくださるシュテフェン先生 | メイン | 中間日の疲れピーク »
この日もスケジュールは前日と同じです。以下最後の日だけが違っただけです。
朝の日課の全員一緒の基礎練習は、スケールをいろいろな形でピッキングで練習したり、トレモロでカデンツ(和音)をハモらせることを感じながら弾いたり、日頃ダウン&アップを常識的にやっているものを反対にやってみたり、とにかく毎朝同じことをするのですが、これが実に大切なことを実感しました。
この写真は四重奏のレッスン風景です。左側は「アンダンテポロネーズ」中村・矢野・松下・片岡コンビ
下のほうは、田久保・吉永・石崎・松下のマンドリン四重奏(テレマン)のコンビです。
とにかくよく練習しました。その練習室の沢山ある廊下に越智さんやコニエツキーさん、ベーレントさんの若かりし頃の写真が飾ってありました。
左側の写真の上はベーレント氏です。下の左側は最後に私たちのアンサンブルに加わってくれたエドウィンさん、右側は直立不動に立っている越智先生です。
右側の写真はコニエツキー氏と手書きの楽譜です。下の方はザール・オーケストラでシルヴィアさんと並んで弾いている越智さんです。
この日の夕方オーケストラの練習にお部屋のあくのを待っているメンバーたちの様子です。
こうしていつでも楽器と足台、譜面台、楽譜を持ってそれぞれのお部屋に移動します。
その待っている間の語らいがまた楽しく、情報収集の場にもなるのです。
この日は、外で夕食というお知らせが回っていました。オーケストラの練習終了後、ウロウロしていると突然非常ベルが鳴り出し、食堂のおばさんたちが「火事だから早く外に出なさい!!!」というのでわけも分からず庭に出てみると園遊会の準備がされているではありませんか?
狐につままれたように感じてキョロキョロしていたら、3階の窓から煙発生!!!
な〜〜んだ!火災の避難訓練だったのです。その内の〜〜んびりと消防車がやってきて、の〜〜んびりとはしご車が伸びてお人形の子供を助けていました。とっくに焼け死んでいそうな時間でした。
それを眺めながらゆっくりと焼きたてのソーセージやホイル焼き、ビールを楽しみました。
この後の演奏会では、松下さんと田久保さんがシュテフェン・トレッケル先生との二重奏を演奏したのです。とても良い演奏だったのですが、あいにく私のカメラが調子悪くうまく写りませんでした。ごめんなさい!
松下さんは、ギロックの「秋のスケッチ」 田久保さんがジェルヴァジオの二重奏曲です。ナイロンピック初演奏でした。