片岡マンドリン研究所
日記

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2006年08月07日  弦の張り方

今日の掲示板のご質問に弦の張り替え方の質問がありました。
掲示板では表現しにくいし、日記を読んでいる方でよくご存じない方にも知ってもらえたらと思いこの場面で説明させてください。

1)テールピースの止め具に弦を止めてからヘッドの部分の弦を通すペグ(弦巻き)の穴に弦を通す。
2)図㈰のようにペグの回る向きの反対側にまわして、元の弦の下をくぐらせる。
3)図㈪ペグの周りにたるみが出来ないように両方からきちんと引っ張る。
4)弦の最初のゆるみはペグ周りに3重ぐらい回るように想定して長さを決める。
5)きちんと張れたら、ネックやサウンドホールの部分で弦を良く引っ張って伸ばしておく。
6)ペグの穴に接する部分は必ず糸がまきついているところ、巻き線の場合は巻きが柔らかい部分があたるようにする。
7)上部で余った弦は、ピンピンして刺さったり、お互いに触れ合って余計な共鳴音を作り出したりするので必ずきること。
  その際、あまり短く切りすぎると抜けてくる可能性があるので4センチぐらいで切り、先は危ないので曲げておくこと。
8)ペグが反対回りの場合は全てを反対向きにする。

ああ実際に取り替えるところを見せてあげれば簡単なのに字や絵で説明するのってとても難しいですね。
ビデオにでも撮っておくといいのかな?
623君わからなかったらまた質問してください。

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