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今、我家に素晴らしいマンドリンが遊びに来ています。
ヘッドにはヴィーナスの顔が彫刻してある、1926年製作のビナッチャマンドリンです。
指板は鼈甲で蝶貝細工が施されています。
こんなマンドリン誰が弾くのでしょうか?
手が荒れる季節になりました。皆さんガサガサの手は自慢にはなりません。
顔のお化粧よりも美しい洋服着るよりも手足の保護はしたほうがいいと思います。
特に楽器を弾く私達にとっては、手・指は財産ですものね。
今日のレッスンで思ったこと
マードレの練習で思ったのですが・・
今日はお休みが多く益々少なく7人で練習しました。
バロックの練習していて書いてあること、P、F、クレッシャンド、デクレッシェンド等など、どうも自分たちの気持が不自然なので、一から考え直して楽譜をきちんと読むことから始めてみました。
そして、きっとこれを書いた人も練習していて「ここは前向きに行ってほしい」という所はクレッシャンドと
「ここは乱暴に弾きすぎるからPで・・」
「ここは走ってしまうのでデクレッシェンドで・・・」
こんな気持ちで付けたのかも知れない、と思う所がたくさんありました。
実は先日放送大学の音楽の「楽譜の読み方」の時間にこのようなお話をしていたのです。
楽譜を読むときには監修者の気持ちを汲み取ることも大事、そして楽譜を書く人は昔はパソコンではなく手で書くので「面倒くさいから・・・」と省略して書く場合が多いので、その解釈が難しいなどいろんな面白いお話がありました。
だそうです。
こんなこと考えながら細かな練習していたらとても楽しく時間が過ぎてしまいました。