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マンドリンという楽器は、とても簡単に弾けそうに見えるのかしらね。
確かに、数年で音になって気分良く音楽を奏でられるのですからそういう
楽器なのかもしれない・・・。でも、とことん追求していくとこんなに難しい
楽器は無いと思うのです。
「トレモロ」と「ピッキング」の音の落差
(一時期これを解決するためにほとんどトレモロを使わないところもある。)
弦が2本あることの長所と欠点、
(これがいやで単弦で弾いている人もいる。)
ピックを使う長所と欠点、
(これは未来永劫の課題です。)
でもその反面、年齢関係なく、また才能があるなしに関係なく、
小さくて狭い場所でも出来る、軽い、鳴らせば音が鳴る、楽器の値段もマーマー。
と誰でもが楽しめる要素が沢山あります。
欠点が多いということは、逆にそれを生かす道も沢山ある、ということですね。
やっぱり開発され尽くしていないところにマンドリンの、楽器としても、技術的にも
可能性がいっぱいあって魅力的なのです。
こんなこと考えながら、今日はバロック、ロマン派、近代、現代の楽譜を眺めては、「チョロッ」
と弾いて楽しんだ一日でした。