片岡マンドリン研究所
日記

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2004年05月19日  発表会のご案内無調/十ニ音主義

雨はどうなっちゃったの? と感じるほど陽射しが強くなったり、変化の激しいお天気ですね。
ついに激しく雨が降っています。
発表会のお知らせ出してから、いろんな方からメイルやお手紙頂きます。嬉しいですね。
この日記を読んでくださっている方も多い見たいだし、私の元気を喜んでくださったり、出演者
の名前を見て懐かしがったり、昔の十数人の時代からは考えられないような人数に驚いたり、
こんなにマンドリン独奏をする人がいっぱいいるのに驚いたり、と一年一度のご挨拶が楽しい
繋がりになっています。これを続けるためにも健康でいなくっちゃ!ってつくづく思います。

(29)無調/十ニ音主義
[atonality/twelve-tone music,dodecaphony](英)[Zwolftonmusik,Dodekaphonie](独)
調性感覚を持たないものを一般的に「無調」と呼び、その無調に秩序をもたらすべくシェーンベルク
によって創始された「オクターブの12の音の音程関係のみに依存する作曲技法」でかかれた音楽を
俗に十ニ音主義音楽と呼ぶ。

調性というのは、私達が日頃弾いている音楽だけど、作曲するのにいろんな制約があるわけです。
平行5度はご法度、和声の進行も転調も属音関係に限るとか・・・・
それを、不自由なる束縛と感じて、「え〜〜い!全部拒否・・・」となったのが無調の発想。
あまりに滅茶苦茶になると混乱してふるきを壊しただけ、では困るので「十ニ音主義」が出てきて
チョッピリ規律を保っていながら自由に音楽することができるようにしたんだって。