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テスタカルドの1/31のコンサートのCDがやっと出来ました。
何だかとっても昔のことのような気がしています。
でも聴いて見ました、あの時の思いが甦ってきます。二枚組み3000円
です。皆さん是非買って聴いてください。
ジャケットの色がワインカラーorえび茶色のつもりだったのが、結構
赤い色になっていました。なかなか思い通りには行かないものですね。
でも、良い感じですよ。
㈲エスプレッシーヴォ[espressivo](伊)
イタリア語による発想記号です。表情豊かにという意味です。
ロマン派時代に非常に好まれた言葉の1つです。
バッハにはエスプレッシーヴォなんて指示は全く無くドルチェが少し(10回)出てくるぐらい。
ベートーヴェンにも中期ぐらいまでは全くないが、後期になると急変して28回も出てくるんだって。
と言うわけで、シューベルトやショパンやシューマンはさぞやいっぱい使われているだろう?
と思いきや、意外なほど見当たらないのです。音楽がエスプレシーヴォなのは当たり前になっちゃった
のですね。
音楽はロマン派になると、鳴っている音にのって向うからこちらへ、「人間感情」が押し寄せてくるものになり、
これこそがエスプレッシーヴォである。
こんな表現照れていては出来ませんね。「恥ずかしい」とか「シャイだからできない」じゃなくて表現してみよう。
テスタのCD意外とエスプレッシーヴォでした。