片岡マンドリン研究所
日記

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2004年03月29日  アインザッツ

本当のお休みです。
二つのマンドリンとピアノの練習をゆっくりできました。
その前に、昨日のアンサンブルの練習で、帰宅してから金子さんが「ピックがない」と
メイルがあり、急いで速達で送ったり、昨日の録音をダビングして、岩下さん、高橋さん
に送りました。

今日から少しずつ音楽家に近づくための言葉の話をしようと思います。
㈰アインザッツ[Einsatz](独)
元々は、オーケストラまたは、合唱で、休みのあとで再び始めることを言った。
時には、この時の指揮者の合図をアインザッツという。

音の出だしです。これが揃わないと、指揮者はすぐ怒る。指揮棒で台をたたいて「ノーノー!!」
とわめいているのは、これです。
物の本によると、実はこので出しの弾き方には、民族によって大きな違いがあるそうです。
南へ行くほど棒がおりると同時に音もでる。棒の前につんのめって音を出すなどザラで、フランス
のオケなどは、揃えるということに全く価値をおいていない。ところが、北方のゲルマン民族に
なると、揃わなければ切腹か? という意気込みで、開始の前に、楽員がいっせいに吸いこむ息の
せいで、客席前方の空気が薄くなるほどである。慎重になるあまり、棒がおりてしばらくは音がしない。
そして次の瞬間にドーンと来る所はカミナリと同じ、これを「タメ」という。
だそうです。N響もこっちの組だって・・・

明日は甲子園に高校野球を見に行こうと思ったのに雨だって言ってます。
でも行って来ます。明後日は見れるものね。と言うわけで明日は日記かけません。
31日には両日かきますね。