片岡マンドリン研究所
日記

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2004年03月26日  楽器人格

午前中のトリオの練習、マンドリン2台とギターです。Aちゃんのギター
とっても楽しみです。お母さん二人との演奏なかなか良かったです。
先週慶應の演奏会に行ったため夕方からのレッスンは普通にしました。
最終に、田島&桜井氏のニ重奏の練習をしました。チマローザのニ重奏は、シンプルで
とても聴きやすい曲でした。打ち合わせに来ていた文さんにギターを弾いてもらい、私も
マンドリンを弾いて丁度良い練習が出来ました。

今日読んだ本に書いてあった事・・・・
演奏する楽器によってその人の性格が分類されるということが良く言われる。ドイツでは、
「人が楽器を選び、楽器が人間をつくる。」という諺がある。これは、楽器を選ぶのは生来の
性格、嗜好や偶然の出会いだが、楽器に関わるうちに人間はどんどん性格を変えられていき、
その楽器に適した人間になって行く、という意味であろうか。中略・・・・
いざその楽器に触れはじめると、いやがおうでも人間の方を楽器にあわせなければならなくなる。
カンタービレのソロばかり与えられるうえに、あまりにも失敗しやすくリードが敏感なオーボエ
の人は、本来のんびりやでもだんだん神経質になっていく。せかせか落ちつき無かった人がベース
をやるようになって次第に大らかな人柄になったりする。これが「楽器は人間をツクル」のいわれ
かもしれない。

とかいてありました。マンドリンを弾いている人はどんな風になるのでしょうね。
この本によると、ヴァイオリンでも1stと2ndでは長い時間の間に性格は変わっていくそうです。