午後7時開演
出 演: マリオネット
湯淺 隆 (ポルトガルギター)
吉田剛士 (マンドリン)
今回は話音倶楽部特別コンサート。
マリオネットのお二人、湯淺隆さんと吉田剛士さんををお迎えしました。
平日の夜だというのに、超満員の会場。全員がマリオネットの大ファンです。
ファドの名曲「暗いはしけ」「コインブラ」でコンサートスタート。
ポルトガルギターの異国情緒あふれる音色に惹きつけられます。
ポルトガルギターは、6コース12本の弦を持ち、
高音3コースがユニゾン、低音3コースがオクターブの調弦。
人差し指と親指にピックを貼り付けて弾くのだそうです。
湯淺さんの親指ピックは・・・爪?!
爪にアロンアルファとティッシュを重ねて磨いて、
ピックのように使っていらっしゃいました。
吉田さんのトレードマークであるジェラの楽器は、
表面は板が2枚組み合わさっており、
他のマンドリン系楽器とはなんだか違う雰囲気。
見た目とてもおしゃれ、音色も他のものとは違うのだとか。
特に、マンドリュートは、全コース2本ずつ張るのが通常ですが、吉田さんは低音2コースの弦を
1本ずつにしているのだそうです。色々な表現ができますよ、とのこと。
ワインサービスをはさみ、後半はすっかりファドハウスのような雰囲気。
全国ツアーの様子や、演奏活動中のエピソードなど、
たくさんの楽しいお話とともに時間は過ぎていきます。
あっという間にトリ曲「夢は黒潮に乗って」。ちょっと短いけど、とても盛り上がる曲なので
みなさんもぜひ!ということで、客席からもマラカスや手拍子で演奏に参加。
アンコールには「ぼちぼちいこか」。
マリオネットのお二人と片岡先生とのの不思議なつながりのお話が興味深かったです。
終演後の打上げの席では、憧れのマリオネットとこんなに近くでお話できるなんて!
と感激なさっていたお客様が多くいらっしゃいました。
素敵な演奏と楽しいトークをありがとうございました。
再度のご出演をスタッフ一同お待ちしております。 (岡村 記)
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コンサート中にもお話があった、12月のマカオツアーのご案内です。
今年12月2日(金)〜5日(月)に、
東洋と西洋の交差する街、旧ポルトガル領・マカオの
代表的世界遺産「聖ポール天主堂跡」(予定)をバックに
300人規模の大マンドリンオーケストラで演奏するツアーを、
マカオ観光局の全面的な協力により行います。
詳しくは、マリオネットHP
http://www.asahi-net.or.jp/~qn7y-umi/ 「News」をご覧ください。
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●プログラム● -----------------------------------------------------------------
第Ⅰ部
暗いはしけ
コインブラ(ポルトガルの四月)
光の中で
南蛮渡来
日曜はダメよ
RuRu
黄昏のビギン
マンドリン酒場の夜
第Ⅱ部
わたしが一番きれいだったとき
銀色オリエント
アルファマの情事
舞い落ちてきた天使
花の葬列
唐街雨情
夢は黒潮に乗って
アンコール
ぼちぼちいこか
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マリオネット
Marionette HomePage
湯淺 隆 吉田 剛士
●プロフィール● -----------------------------------------------------------------
マリオネット
日本におけるポルトガルギターのパイオニア・湯淺隆と、マンドリン奏者・吉田剛士によるアコースティックユニット。
ポルトガルギターやマンドリュートなど演奏者の少ない楽器を取り上げ、ギターやマンドリンを組合わせて独特のオリジナル音楽の創作を中心に、ファドやポピュラー音楽まで幅広い音楽活動を行なっている。
映画音楽(『パッチンして!おばあちゃん』『エイジアン・ブルー〜浮島丸サコン』)、TVドラマ・ドキュメンタリー(『長崎ぶらぶら節』『砦なき者』他)、TV番組テーマ曲(『土曜元気市』『2時ドキッ!』)、CM音楽(『沢の鶴』『日本経済新聞』他)、バレエ・演劇などの劇中音楽を数多く担当。また、俳優・常田富士男、女優・日色ともゑを始め、パントマイム・清水きよし、歌手・りりィ、石川さゆり、渡辺真知子、グラシェラ・スサーナ、中国古筝・伍芳との共演など、様々な分野とジョイントして精力的に活躍。
95年のデビューCD『ぽるとがる幻想』は3万枚のセールスを突破し、インストゥルメンタルとしては異例のヒットを記録。以降、計13枚のアルバムを発表。また『徹子の部屋』『スタジオパークからこんにちは』を始め、多数のテレビ・ラジオに出演すると共に、BGMとしても数多く使われている。
1998年に開催されたリスボン国際博覧会EXPO'98の日本館主催ジャパンデーのイベントに日本代表で出演。また、同博覧会の「Festival de Guitarra Portuguesa na Expo'98」に日本人では唯一招待されるなど、国際舞台も含めて益々の活躍が期待されている。
湯淺 隆 Takashi Yuasa(ポルトガルギター奏者)
14才でギターを始め、日本ギター音楽学校を経てクラシックギターを小野剛蔵氏に師事。フォーク、ロック、ブルース、ラテンと幅広い活動を続けるうち、ポルトガルギターと出会う。’87年、ポルトガルに渡り、アントニオ・シャイーニョ氏、ルイス・ピィニェイロ氏に師事、のち帰国。日本におけるポルトガルギターのパイオニアとして、ファドにとどまらない独自の境地を確立、その音楽世界は本場ポルトガルでも高く評価されている。現在、吉田剛士とのアコースティックユニット《マリオネット》として、オリジナル音楽の創作を中心に音楽活動を行なう傍ら、近年は作詞・作曲家として歌手への楽曲提供(グラシェラ・スサーナ『唐街雨情』他)も積極的に行っている。2010年よりマカオ観光局音楽大使。
吉田 剛士 Goshi Yoshida(マンドリン奏者)
15才でマンドリンを始め、’80年〜’84年、川口雅行氏に師事。’84年、渡西独。国立ヴッパータール音楽大学にてマーガ・ヴィルデン・ヒュスゲン女史に師事。’87年、同校演奏家資格試験を最高点で卒業、同年帰国。’88年、NHK洋楽オーディション合格。湯淺隆とのアコースティックユニット《マリオネット》としての活動以外にクラシックマンドリン奏者としても活躍、高い評価を得ている。2000年11月、初のソロCD『イタリアン・センチメント』を発表。2006年には、《マリオネット》の楽曲を専門に演奏する100名の団員による《マリオネット・マンドリンオーケストラ》を組織、新たなマンドリン音楽の確立に力を注いでいる。日本で唯一のマンドリン専門誌「奏でる!マンドリン」の監修も務める。
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大人気のマリオネットが、話音倶楽部に登場です!!
〜〜真夏の夜
ポルトガルギター奏者の湯淺隆氏
マンドリン奏者の吉田剛士氏
お二人のアコースティックユニット
マリオネット が奏でる音楽に酔いしれてください〜〜