片岡マンドリン研究所
話音倶楽部
2009年09月12日  第50回話音倶楽部

午後4時開演

出演: バロンなかざわ(ボードビリアン)
    きくちまゆこ(ピアノ)
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記念すべき第50回話音倶楽部のゲストは、
タップダンスを中心に歌って踊るボードビリアンのバロンなかざわさんと、
クラシックからジャズ、即興までもこなすピアニストのきくちまゆこさんです。

今回はラフなスタイルのコンサートということで、始まる前から座席の前にワイン、ビール、お茶、スナックなどが置かれ、さっそくお客さんはほろ酔い気分に。
そんななか、陽気なウクレレ演奏「12th street rag」でコンサートはスタートです。
2曲目「うちの母ちゃんはこわかった」から歌が入りました。バロンさんの歌声は明るく爽やかで、すがすがしい気分になります。
「チロチロリン」は阿佐ヶ谷から高円寺へ歩いて帰る夜道に出会った猫とのエピソードであったりと、歌詞は、私たちにとって身近に共感できる、クスッと笑えてしまうものが多かったです。

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「ペーパームーン」では、「100円ショップ」で手に入れた2本の木製スプーンを叩き合わせ、カスタネットのような音を奏でていました。スプーンを使っているとは思えない演奏は圧巻です。
紙を月の形に切り抜いたり、お酒を飲んだり女の人にひっぱたかれるパントマイムにも客席から「おぉ〜!」という感嘆の声が上がっていました。

「On the Sunny Side of the Street」は、バロンさん(ウクレレ)、きくちさん(ピアノ)、中澤洋美さん(フラットマンドリン)、片岡先生(マンドリン)4人での演奏。みなさん楽しそうに弾いていて、それが聴いている側にも伝わっていきました。
「Swingしなけりゃ意味がない」では、バロンさん寒いのか?なんとお腹に湯たんぽを抱えて登場…ではなく、金属製の湯たんぽ・金属製のコップ・ベル・シンバルなどがひとまとめになっていて、全てを楽器として活用し、まるでドラムセットのように奏していました。ジャグバンドスタイルと言い、他にも洗濯板のような身の回りにある道具を楽器として使うのが特徴だそうです。
にぎやかなスウィングのリズムで、お客さんもますますノリノリでした。

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ふと、バロンさんのユニークなパフォーマンスに自然に体が動いてリズムをとっていたり、笑顔になっているお客さんが多く、いつの間にか彼の世界に引き込まれていました。
きくちまゆこさんのピアノはその時々でパーカッション、べース、ギター、ジャズピアノ、クラシック伴奏、変幻自在に変化していて、それがとても自然で素敵でした。

お客さんもダンスに誘われ一緒にワルツを踊ったり、音楽に合わせて手を叩きリズムをとったりと、演ずる人も観る(聴く)人も一体になって楽しんだ、愉快なコンサートとなりました。
バロンさん、きくちさん、ありがとうございました。

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なんとバロンさん、現在高円寺にお住まいだそうです。(研究所から徒歩4分!!)
レッスンの行き帰りに気付かずにお会いしていたかもしれませんね。
                                        (門川真理恵 記)
                                       レポートありがとうございました


 第50回話音倶楽部-baron-15.JPG   第50回話音倶楽部イラスト
                            ホームページ http://baronkzw.com/default.aspx

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  第50回話音倶楽部チラシ

ボードビリアンのバロンなかざわさんの登場です。
歌って、踊って、演奏して、パントマイムもありのヴォードビルショーを
ぜひ、お楽しみください!