北海道札幌市での音楽会に出演いたしました。
日 時: 2007年7月16日(月祝) 開場17:30/開演18:00
場 所: モエレ沼公園
札幌市東区モエレ沼公園1—1
ガラスのピラミッド「HIDAMARI」 2階アトリウム
チケット: 2000円(全席自由)
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・前奏曲と舞曲
Prerude & Danza Del Vino ・・・Pedro Chamorro
・2つのメロディ楽器の為の小品集
Kleines Brevir fur 2 Instrumennte ・・・Heinrich Konietzny
・キラキラ星の唄変奏曲(越智敬編曲)
Variationen uber das Lied:A vous dirai-je Maman ・・・Pietro Deuis
・Prelude ・・・Vivaldi 他
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主催:堀マンドリン音楽工房 TEL:090-7651-4391
チケット取扱店 :フレット楽器オザキ 札幌店 TEL:011-758-8778
大友弦楽器 TEL:011-702-3249
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朝10時に飛行機に乗る予定、台風の行方を心配しながら羽田に向かいました。
雨がひどかったり晴れたり、やはり嵐の前の天気でしたが、無事飛び立ってくれてほっとしました。
所要時間1時間10分、あっという間に新千歳空港に到着、その間別にゆれるでもなく快適な空の旅でした。
空港には、札幌プレクトラム・アンサンブルの今野さん(マンドラ)と堀さん(指揮者)が迎えに来てくださっていました。私たち(片岡&松下)は堀さん運転の車で札幌に向かい、途中の「トリトン」という回転寿司へ連れて行ってもらいました。
20分ほど待って席につき、北海道ならではの握りの種を片端から頼み、おなかい〜〜ぱい食べました。
ホッキ貝、サーモン、秋刀魚、たこの卵、しまえび、山わさび、うに、ほたて、まだまだいろいろ、それにえびの頭の味噌汁です。何しにきたの? て感じです。
そのまま羊が丘公園に行き、クラーク博士の銅像、羊さん、そして札幌市内を一望できる景色を楽しんできました。
そこから、ちざきバラ園にバラを見に行き、ここも高台で札幌市内が一望できました。
またそこから、車で大倉山ジャンプ台に向かいました。リフトで一番上まで行きました。楽器を抱えてのリフトはなかなかスリルがありました。ちょうどジャンプの練習をしている青年がいて、スリル満点のジャンプをすぐ目の前で見せてもらいました。
これで観光は終了、ホテルにチェックインしてすぐに、ジンギスカンを食べにレストランへ、そこでアンサンブルの代表である山下嘉昭氏(彫刻家&指揮者)と初対面のご挨拶、おいしいお肉と野菜とビール(北海道限定)と楽しいお話で、何よりのご馳走を頂きました。
演奏会の前だというのに一日マンドリンも弾かず楽しい札幌スタートとなりました。
この日は、夕方6時から演奏です。
モエレ公園の中の「ガラスのピラミッド〜〜HIDAMARI〜〜の2階アトリウム という素敵な場所での演奏です。とても楽しみにしていました。お昼はこの中のレストランでまたまた、おいしいフランス料理をいただきました。演奏前でワインが飲めなかったのが本当に残念でした。
この場所は昔不燃ごみのごみ処理場だったのだそうです。ですからピラミッドのような山が沢山あります。これも皆に認識してもらうためにきれいに整備されて遊び場となっています。
とても響き、雰囲気が良くて、私たちは気持ちよく演奏させていただきました。ちょっとお客様が少なかったですが(30〜40人ぐらい)温かく、熱心に聴いてくださり、嬉しかったです。
私たちを招いてくださった、堀マンドリン音楽工房の皆さまに感謝の気持ちでいっぱいになりました。
第一回の企画にお招きいただき光栄です。ありがとうございました。
この日は、アンサンブルの皆さんと居酒屋さんで打ち上げに参加、ユニークなアンサンブルの皆さまと閉店までお話がつきませんでした。
この日は、代表の山下嘉昭先生のニセコのアトリエにお邪魔することになっていました。
9時に先生の車、先生の運転で向かいました。
普段車に酔うことない私なのに、山道をくねくねドライブしているうちに気持ち悪くなって、中間地点の中山峠まで悲愴な思いでした。そこでひんやりした空気を吸い一休みしたお陰で元気になり、座席も先生の奥様のご好意で前にしていただいて無事ニセコのアトリエに到着しました。
途中お買い物したり、とうもろこしを東京に送ったり、自家菜園にない野菜を買ったりしました。
着いたらお昼、先生は自分の畑から、ほうれん草、京菜、など摘んできてくださって、早速お昼のお素麺といっしょに頂きました。
一休みしてから、山下先生(2マンドリン)、一緒に行った今野さん(マンドラ)、松下さん(1マンドリン)、私(ギター)で四重奏の練習をして遊びました。丑年の先生すごくお上手でビックリ、ムニエルの四重奏を全曲弾きました。この写真は私は写していないので、送られてきたらアップします。
あっという間に夕方になってしまいました。次は、近くのニセコ駅前の温泉にでかけゆっくり温泉に浸かり露天風呂で青空を眺めながら、「ああ! 幸せ!」を味わってきました。
夕食は奥様お手製の心のこもった手料理です。
お宅の畑の作物に、ジャガイモ(これも自家製)、いかの刺身、たこの酢味噌和え、春菊の胡麻和え、ソーセージ&生ハム、鶏のから揚げ、おいしいチーズ、ニセコワイン、ビール、ニセコ日本酒、なんと贅沢なのでしょう!最後のおにぎりがまた格別です。きっとおいしいお米とニセコ山の湧き水のおいしさでしょうね。
ちょっと冷えてきたら薪の暖炉に火が入ってなんとも豊かなときの流れを味わいました。
この静かな、贅沢な、空気と時間は東京にはぜったないな? と思いながらゆっくり大切に味わっていました。
山下先生、奥様の亜知子さん、本当にありがとうございました。
この日の朝は快晴!
これは、アトリエの周りを散歩しなくっちゃ・・・と出かけたら山下先生のご案内でとっても素敵な風景にであいました。
ピンク色のジャガイモ畑、黄色の麦畑、羊蹄山(蝦夷富士)の素晴らしい眺めが一度に見れるのです。
ニセコ連山と、自分が歩いている道を振り返ったら、一本の道(東山魁夷の絵のようでした。)北海道らしい景色が嬉しかったです。
朝食は、高橋牧場の飲むヨーグルト、おいしいコーヒーとパン、畑の野菜、おいしい空気と鳥の声、すっごいご馳走でしょう?
またまた午前中四重奏の練習、ちょっと合宿気分です。
2時間ほど弾いて、また札幌に向けて出発です。
お別れに先生のアトリエを外から写真に収めました。それと全貌を見せてくれた蝦夷富士です。
下の写真は帰り道の雄大なドライブウェイです。
途中おいしいうどん屋さんで素朴なまいたけ天のはいった「ぶっかけうどん」を食べて札幌に戻り、夜7時から札幌プレクトラムアンサンブルの練習に合流しました。
私たち2人が聞いていることで(一緒に2マンドリンを弾かせてもらいました。)緊張した素晴らしい演奏を聞かせてくださいました。
また先日聞いていただけなかった方もいらしたので、最後の20分ぐらい二重奏の演奏をさせていただきました。私たちにもアンサンブルの皆さんにとっても、こんな機会はそうあることではないですね。
こんな機会を下さったこと、とても光栄に思い、感謝して演奏させていただきました。
またまた、打ち上げ? 交流会? 居酒屋つぼ八で大騒ぎ、12時近くまで話の途切れることもなく、音楽談義に大騒ぎでした。
とっても盛りだくさんな4日間、皆さんお世話になりました。ありがとうございました。
朝、全てのイベントを終えた心地よい疲れで、ゆっくりと目覚め、素敵なグランドホテルでの朝食を楽しみ、ギリギリまでホテルでのんびりして、空港に向かいました。
空港に向かうバスの途中で北海道らしい景色を撮っておこうと撮ったのがこの写真です。なんと言う河か全然分かりませんが、ちょっと雄大だったので・・・・
シャッターを押したところでメモリーが無くなってしまいました。何もかもこれで終了です。
空港に着いたら、大変な賑わいで、今までの優雅な4日間が懐かしかったです。
夕方、札幌から無事帰宅しました。
素敵なガラスのピラミッドの中での演奏、ニセコでのおいしい食べ物とおいしい空気と温泉の一日、そこでの四重奏の練習、地元のプレクトラム・アンサンブルの皆さまとの交流会とミニ演奏、その後の飲み会と、盛りだくさんな5日間でした。
お世話になりました、札幌プレクトラムアンサンブルの皆さま、ありがとうございました。