片岡マンドリン研究所
話音倶楽部
2001年04月21日  第13回話音倶楽部

第13回話音倶楽部 第13回話音倶楽部

話音倶楽部第13回コンサートはハーモニカの芝 貞幸さんをお迎え致しました。 日頃真面目なサラリーマン風の芝さんが本番には、パリッと蝶ネクタイ姿で沢山のハーモニカを披露してくださいました。 今回話音倶楽部に出演してくださった芝さんのハーモニカは、クロマチックハーモニカ。 準備の段階で驚いたのは、用意したハーモニカの数。ケースふたつにぎっしりと詰まっていました。 皆、初めて目の前で見るハーモニカの演奏に目をシロクロするばかりでした。 これを2本3本、時には4本組み合わせて演奏します。 4本のハーモニカを手に持って演奏しながら途中でそのうちの一本を取り替えたりと、驚くばかりで「懐かしい! 簡単!」と思いがちなハーモニカの印象がくつがえされました。 当日のお客様の半分は芝先生のファンの方々でした。

第13回話音倶楽部 第13回話音倶楽部

■芝 貞幸
7歳の頃よりハーモニカに親しむ。 1987年頃からハーモニカによるタンゴの演奏に興味を持ち始め、1993年5月に日本ハーモニカ芸術協会公認指導員の資格を得る。 1997年1月、アルゼンチン、ウルグアイを旅行し、ライブ・ハウスやテレビに出演、賞賛を得る。 1997年8月から1999年3月までほぼ毎月、新中野のレストラン「フレンドリー・ポテト」で「午後のハーモニカ」と題するハーモニカ・ソロのコンサートを開催。 そのレストランの閉店に伴い、1999年11月から、隔月で荻窪の名曲喫茶「ミニヨン」にてハーモニカ・ライブ「はもにか金曜日」を開催している。 1999年12月、来日したアルゼンチンのウーゴ・パガーノ楽団と共演。 2000年1月には、下井草ふれあいの家において琴奏者と共演、7月には「はもにか金曜日Live 5」でバンドネオン、ギター、ベースの田邊義博タンゴトリオと共演する。 8月、吉祥寺ヘリオトロープに「タンゴアルモニカ」という名前で出演し、バンドネオン、ピアノ、ヴァイオリン奏者と共演するなど、幅広い活動をしている。

現在、杉並ハーモニーメイツ、ハミングバード、MEQ、美音座の各ハーモニカアンサンブルに所属。 ハーモニカトリオ・ハミングバードは1997年に全日本ハーモニカ連盟より「日本ハーモニカ賞」を受賞。 また、演奏活動の傍ら、多くのハーモニカコンサートの企画・音響を担当し、全日本ハーモニカ連盟理事、関東ハーモニカ連盟機関誌編集長、3つのハーモニカ教室の講師も務める。