片岡マンドリン研究所
話音倶楽部
2000年12月22日  話音倶楽部特別コンサート

話音倶楽部特別コンサート

クリスマスも近い12月22日、マンドリンのソロアルバムをリリースされたばかりの吉田剛士さんをお招きして話音倶楽部特別コンサートが行われました。 吉田剛士さんはポルトガルギターとマンドリンのユニット:マリオネットなどでも活躍されており、1997年の高松マンドリンゼミナールで講師として来られた時にご一緒させていただいてからマリオネットのライブなどにもお邪魔していました。 以前から話音倶楽部への出演をお願いしていたのですが、今回お忙しい中お時間を作っていただき特別コンサートとして実現することができました。

コンサートではマンドリンとギターとの二重奏の他、1700年代のマンドリンを用いた無伴奏、毛塚さんのギターソロ等もあり暖かい雰囲気の演奏会となりました。 特に毛塚さんのギターに魅了された方が多く、「是非次回はギターソロで聴きたい!」というお客さんが多かったのが印象的。 打ち上げの時に毛塚さんにお話ししたところ、「是非!」との事。 近い内に実現しそうですので、今回聴き逃した方、もう一度聴いてみたいという方は要チェックです!

話音倶楽部特別コンサート 話音倶楽部特別コンサート

ITALIAN SENTIMENT
アルバム紹介
ITALIAN SENTIMENT
- Twilight Reverie -
R's Art Disk RAD-201111


毛塚功一さんをギターに迎えたマンドリンアルバム。
奇抜な曲を羅列するのではなく、マンドリン独奏でお馴染みの曲などを交え、アルバムとしての流れを重視した選曲となっています。 今回の話音倶楽部でも紹介していた1700年代のマンドリン、ルイジ・エンベルガー、そしてトレードマークとなりつつあるルシアン・ジェラの個性を生かし音的にも完成度の高いアルバムに仕上がっています。

全国のマンドリン、ギターショップでも取り扱いがあるが、入手な困難な場合はマリオネット公式ホームページから申し込むことも可能です。

吉田剛士さん、マリオネットの活動の詳細についてはマリオネット公式ホームページをご覧下さい。
「マリオネット ホームページ」

■吉田剛士 ・・・マンドリン
1980年〜1984年、川口雅行氏に師事。 ’84年、渡西独。 国立ヴッパータール音楽大学にてマーガ・ヴィルデン・ヒュスゲン女史に師事。 1987年、同校演奏家資格試験を最高点で卒業、同年帰国。 1988年NHK洋楽オーディション合格。 湯浅隆氏とのアコースティックユニット:マリオネットとして活動意外にクラシックマンドリン奏者としても活躍、高い評価を得ている。
■毛塚功一 ・・・ギター
菅ノ又信太郎、湯下節男、久坂晴夫の各氏に師事。 1977年度第3回東北ギターコンクール1位、1978年度第9回新人賞選考演奏会1位。 ソリストとして、また東京ギターカルテットのメンバーとしても活躍中。