片岡マンドリン研究所
アンサンブル テスタ カルド
1997年02月09日  アンサンブル テスタ カルド 第6回演奏会

場所:文京シビックホール(小ホール)

【プログラム】
第Ⅰ部
FUGA g-moll (小フーガ ト短調)  ・・・J.S.Bach/紅純三郎編
Joseph Haydn's Südamerikanische Saitensprünge Streichquartettfragment  
(南アメリカの跳弦〜ジョセフ・ハイドン風〜)          ・・・W.Thomas-Mifune

第Ⅱ部
TANGO (タンゴ)  ・・・I.Albeniz
  飯田泰子  片岡道子
PARTITA No2 (パルティータ 第2番)  ・・・J.G.Weichenberger
  Ouverture  Allegro  Adagio
  Allemande  Sarabande  Menuet  Gigue
  大高桂子  小泉文代  真鍋千秋  岡本一枝
QUATUOR (四重奏曲) pour Grande Flûte, Hautbois, Clarinetto et Basson
  〜第三楽章 Allegro molto vivace       ・・・H.Villa-Lobos/桜井至誠編
  日下文恵  花岡恭子  清水喜美子  五十嵐伸光  桜井至誠
BALKAN-SUITE (バルカン組曲)  ・・・G.Rosenfeld
  Ⅰ.Siebenbürgisch  Ⅱ.Rumanisch  Ⅲ.Kroatisch
  三野勉稔  鈴木美和子  瀧澤規起  内山浩行  田島透  田島文子

第Ⅲ部
CONCERTONE für Mandoloncello und Zupforchester  ・・・G.Maasz
(マンドロンチェロとツプフオーケストラの為の協奏曲)
  Ⅰ.Fantasia  Ⅱ.Burleske  Ⅲ.Cantabile  Ⅳ.Tarantella
  マンドロンチェロ独奏:五十嵐伸光、田島 透

TRIPTYQUE for String Orchestra (弦楽のための三楽章)
  〜Ⅲ.Presto           ・・・芥川也寸志/続木繁之編

【ステージメンバー】
Conductor     片岡道子
Concert Master  飯田泰子
1stMandolin    飯田泰子  大高桂子  花岡恭子
2ndMandolin    三野勉稔  鈴木美和子  小泉文代  岡本一枝
Mandola-Tenor  真鍋千秋  瀧澤規起  清水喜美子
Mandolon-Cello  五十嵐伸光  内山浩行
Liuto Moderno   田島 透
Mandolone     桜井至誠
Guitar        田島文子  日下文恵


【チェロ協奏曲】
第6回演奏会の「チェロ協奏曲」は、マンドロンチェロの為の生粋のオリジナルコンチェルトです。この曲がテスタ カルドを世に知らしめたと言われています。珍しい曲を演奏する団体と言う意味ですが。
いざ練習してみるとかなりの難曲。その打開策として編み出された技が「一人で弾かない。」つまり二人で弾く。第1楽章は五十嵐、第2楽章は田島透さんと五十嵐の二人、第3楽章は田島透さん、そして第4楽章はまた二人。二人の共同作業で何とか演奏会は無事(?)完走。
チェロ協奏曲を弾くなんてテスタ カルドでなければ体験できなかったでしょう。
               五十嵐 伸光
               結成20周年記念誌 『耀』 (アンサンブル テスタ カルド 20年のあゆみ)より


第6回演奏会