場所:片岡マンドリン研究所(高円寺)
【初練習】
1983年3月6日13時。先生の家で創立メンバーを集めて練習が始まりました。
練習場確保という物理的条件が何とかなりそうなこと(高円寺青年館が使える)、学校を卒業して社会人門下生が増えてきたこと、またそのエネルギーと実力の維持のために、また一番の理由はソロだけでは学べないアンサンブルの楽しさをみんなで経験しましょう……ということで始まったのです。
門下生を中心にソリスティックなアンサンブルを目指していました。
当時のメンバーは、古屋(川辺)、小山夫妻、荒川(安藤)、芹澤(折原)、豊田(田村)、吉岡、そして私、田島だったと記憶しています。( )は現在の姓。たしか8名スタートだったと思います。本当に小編成の合奏団でした。古屋さんは甲府から、豊田さんは茨城から、そして荒川さんは広島へ嫁ぎそこから練習に駆けつけるなど、遠くから熱心に練習に集まりました。それこそマンドリンに、そして練習に燃えるメンバーの集まりでした。
田島 透(団長)
結成20周年記念誌 『耀』 (アンサンブル テスタ カルド 20年のあゆみ)より