片岡マンドリン研究所
アンサンブル テスタ カルド
1982年10月21日  アンサンブル テスタ カルド について
『テスタ カルド』(Testa Calda)とは、イタリア語で『熱く燃える、熱心な人たち』を意味する。
1982年にマンドリニスト片岡道子と門下生田島透を中心として発足。以来片岡道子の指導の下、『テスタ カルド』の名に恥じない熱い心を持った音楽づくりと、躍動感のあるハーモニーづくりを心がけて、アンサンブルの可能性を探ってきた。これまでにマンドリニスト桜井至誠、望月豪らを輩出し、現在は片岡マンドリン研究所門下生20名ほどのメンバーで活動している。
定期演奏会、研究所発表会のほか、ドイツ・大阪・神戸・瀬戸内・東京等の撥弦楽器音楽祭への出演や招待演奏など積極的に演奏活動を行い、国内外の現代作曲家の作品を多く取り上げてきた。
2000年よりテスタ カルドのための委嘱作品にも取り組みレパートリーの幅を広げている。今までに
■Roland Ganz氏(「Drei Orchesterstucke fur Zupforchester」2001.11.25 第8回演奏会初演)
■桑原康雄氏(「キラキラ星のうた」2004.1.31 第9回演奏会初演)
■原田敬子氏(「Triple Cadence+(2005-06)」2006.2.11 第10回演奏会初演)
■内藤正彦氏(「the sea breeze」「seal」2008.2.16第11回演奏会初演)
■木村雅信氏(「CAMERATA」2009.4.12 瀬戸内撥弦楽器フェスティヴァル2009初演)
■桜井至誠氏(小組曲「Y2K」2000. 5.10〜18 片岡マンドリンアンサンブル ヨーロッパ演奏旅行にて初演、「グスコーブドリの伝記」組曲2001.11.25 第8回演奏会初演、「VIVA!! TESTA!!」2002.11.23 テスタ カルド結成20周年記念パーティー初演、 「昨日みたツキ」2004.1.31 第9回演奏会初演、「Voyager」2006.2.11 第10回演奏会初演、幻想組曲「片羽の天使」2008.2.16第11回演奏会初演)
の委嘱作品初演をおこなっている。
これからも、現代曲をはじめ多くのすばらしい作品に接し、また新曲の委嘱により、マンドリンアンサンブルの“新しい何か”を求めて演奏活動を行っていきたい。